ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
・XP終了に伴い、この日誌の更新ができなくなりました。この日誌の部分は、別のブログに移動します。アドレスは下記です。
エキサイトブログ 「金沢日和下駄〜ものぐさ〜」 http://hiyorigeta.exblog.jp/
|
2011年12月27日 :: 今年を振り返って(1) |
|
|
個人的には、四月に義父を亡くしたことが我が家の大きな出来事であった。ちょうど母親の入院と重なって、二つの病院掛け持ちで慌ただしかった。時期的に仕事のピークを外していたのでなんとかなったが、忙しい盛りだったら混乱していたかもしれない。今でも、病棟待合室で東日本大震災の津波の映像に驚きながら、覚悟を決めないとねと話し合っていたことが、客観的な映像のように浮かんできて脳裏から離れない。 社会的には、なんといっても放射能汚染に心痛めた。原子炉の密閉性が失われている以上、国土や近海を汚染し続ける危険性が残っている。「冷温停止状態」達成というのも、核燃料が外に出たまま、単に沸騰していないというに過ぎず、中がどうなっているか確認できていない状態。本当の終息は何十年先になるのだろう。 基準超えの米も発見されている。スーパーでは原発周辺県の野菜が売れ残っていると先に書いた。この前は、同じ野菜で原発近県産と地元産が並んで売っていて値段が倍違っているのを見つけた。こちらの売り方のほうが選択できていい。 近頃、料理店に行くと、今日の料理に使用している野菜がどこの産であるか、看板に明記してあるところも珍しくない。地元焼肉店の事故を含め、食の安全性が大きく揺らいでいるのが日々実感された年だった。 不況に伴い収入も漸減。年金も改革がうまくいくのか、安心して老後をすごせるのか、皆、不安である。 心痛めるニュースばかりが続く日本。後年の歴史家から「震災は弱り目に祟り目だった」と総括されるのではなく、「逆境にめげず粘り腰を見せた」と評価されたいものである。
|
|
|
|
|
|
お願い
この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。
感想をお寄せください。この「ものぐさ」のフォームは、コメントやトラックバックがあるブログ形式を採っておりません。ご面倒でも、左の運営者紹介BOXにあるアドレスを利用下さい。
(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)
|