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ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。

 内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。

 

・XP終了に伴い、この日誌の更新ができなくなりました。この日誌の部分は、別のブログに移動します。アドレスは下記です。

 

エキサイトブログ 「金沢日和下駄〜ものぐさ〜」
           
http://hiyorigeta.exblog.jp/

  2005年11月01日 :: ついにジャズコンサートへ

 ぷっつり行かなくなっていたジャズコンサートへ、昨夜、二年ぶりに行って来た。それも、腰を傷める直前に聞いたのと同じスコット・ハミルトン(ts)〜ハリー・アレン(ts)ニューヨークセクステット。もう二度とジャズを聴きに行けなくなるのではないかなんて思っていた時期があったので、同じグループで再開できたことに多少の因縁を感じないでもない。そうはいっても、ディープな思い入れなどではなく、「やあ、お久しぶり。」という気分である。
 実は、前から行くと決めていたわけではない。一昨日、能登のジャズ好きから切符があると誘われて、「一緒に行く、行く。」と二つ返事で同意しただけのことである。富士通コンコードジャズフェスティバルは、今年で二十周年だそうで、そういえば、昔、彼と福井にメル・トーメ(vo)を聴きに行ったりしている。
  ファーストセットは、ベニー・グリーン(p)ラッセルマローン(g)のデュオ。ベニーは、売り出し中の頃、バリバリ弾いていたイメージがあって、ビレッジバンガードのライブCD(ブルーノート)を愛聴したが、今や中堅。しっとりとしたスローの表現が巧くなっているようだ。マローンは、噂に違わぬ超絶技巧で、運指の早さに唸った。
 セカンドセット。双頭バンドの方は、フロントの二人と御高齢のジョン・バンチ(p)は不動だが、リズムセクションが替わっている。前回のメンバーは、最小のドラムセットであれだけのリズムを叩き出せるのに恐れ入ったジェイク・ハナ(ds)、リズムキーパーとして国宝級のバッキー・ピザレリ(g)他。まるでロールスロイスに乗っているようなスイング感であった。間違いなく、これまで聞いた中で最高のスイングリズム。今回は、ちょっと落ちたが、較べる相手が凄すぎなのである。

 その代わり、選曲は、マイフェイバリットチューンである「バーニーズ・チューン」「スカイラーク」を始め、「タニーボーイ」、エリントンの「コットンテイル」などお馴染みのものばかりで、断然、こちらのほうが楽しめた。
 昔ながらの正統的ジャズ。誰でも判る、誰でも楽しい、浮き浮きした気分になる音楽である。
 聴衆は、案の定、年齢層が高かった。それなりに女性客が散見されるのが意外だが、美男子系のベニーが目当てだったのかもしれない。
 それにしても、こんな名人芸を聴きに来る人が、金沢市文化ホール三百人程度というのは情けない。でも、まあ、二年前、鶴来町立文化会館クレインの時は百名を切っていたので、よしとせねばならぬのかもしれない。
 
 帰り、デジタルカメラで街撮りしながら繁華街を抜ける。毎日の住宅地往復に較べ、色の刺激が強い。ショーウインドウ、ネオンサイン、テールランプの列……。原色の光が溢れている。平日の九時過ぎなので、従業員が店を閉めるため、片づけている様子をあちこちで見かけた。週末、飲み屋に繰り出した時とは微妙に違う、それなりに落ち着いた夜の街の、日々、繰り返される風景。
 「激写」な気分でシャッターを切る。
 耳の肥やし、目の肥やし。
 被写体に事欠かず、きょろきょろスナップしながらだったので、帰宅が遅くなって体が冷えた。そこで、宮崎から贈られた高級焼酎の栓を抜き、小さなグラスに注ぐ。
 これで、明日やる入試問題集、まだ解いていないのが気にならなかったら、至福の時なのになあ。

 

 

 

 

 

 

 

(香林坊のテファニー金沢支店のディスプレー)

 

 

 
 

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