ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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2006年05月19日 :: 表記のゆれ |
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その時の気分で短文を積み重ねているので、この日記に、細かい表記のゆれがあることは、自分でも判っていた。(分かっていた。わかっていた?) 一太郎には、そんな表記のゆれを検索するモード(「表記のゆれ」)がある。特に片仮名語は不統一だと目立つので、検索をかけてみた。 その結果、自分の場合、「ty」で終わる言葉に長音符号「ー」をつけているものといないものがあるのが、一番大きなゆれであることが判った。例えば、「アクティビティ」と「アクティビティー」。「広辞苑」には後者で載っているので、こちらで統一することにしたが、この種の長音、近年、省略される傾向が強いのではないかと気づいた。この傾向は、「コンピュータ」なんて、本来のばすべきものまで切る傾向につながっているような気がする。 次に、日本語のほうの検索をしてみて、漢字・平仮名が不統一でゆれていると気づいた言葉は、「〜風に」「〜の方が」「何か」などであった。 「したら良い。」は「したらよい。」と平仮名にすべきだが、「良い悪いにかかわらず」は漢字のままがよい。これなどははっきりしているほう。 でも、なかには、グレーゾーンみたいなものもあって、一律に統一できない気がしてきた。 何か、なにか、なんか……字面のニュアンスがどこか違う。 その時々の、文の勢いや流れでいいのではないかと思い直し、これらは不統一のままにしたのだが、公の出版の場合、校正者は、どうしているのだろう? ちょっと気になった。 さて、この日記では、「藝」の字だけ正字(旧字)を使っている。お気づきだろうか。もちろん、これは意識的な用字である。 「芸」という字は「うん」と読み、もともと香草の名。虫除けに使用したので、蔵書の意となった。日本史で「芸亭(うんてい)」という言葉を習った人も多いはず。石上宅嗣が設けた日本最初の図書館のことである。 「藝」の現在の字が「芸」なのは、だから、本家を乗っ取ったかように感じられて、個人的に納得しがたい。そこで、この字だけ正字にしている。 最近、いい意味で使うことが多くなった「こだわり」というやつである。何でこの字だけという気が自分でもちょっとしないでもないが、そのあたり、ご了解願いたい。
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この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。
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