ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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2006年05月27日 :: 「此の事、万事に渡るべし。」旧式ストロボ大活躍 |
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家にカメラのストロボが三台ある。そのうち二台は、もう三十年以上昔の、汎用タイプの外光オート機種(ナショナルPE-2801、PE-2850)。オートとはいうが、カメラ側を決められた絞りと同調シャッタースピードに設定せねばならず、カメラから言えばマニュアルと同じである。 もう一台は、カメラ会社の専用機種(ペンタックスAF-330FTZ)。カメラの情報を読みとって調光するTTLという二十年来標準のオートタイプである。洗濯機で言えば、二槽式と全自動くらいの違い。 ところが、近年、各社、TTLより一つ進んだ最新方式になった。メーカーによって呼び名は違うが、大抵、頭に横文字を足して、何とかTTLという名前。横置きドラム洗濯機になったみたいなものだと思えばよい。 買ったばかりのデジカメ一眼レフ、その最新式の調光システムしか対応していない。一つ前のTTLストロボをつけるとフル発光してしまい、画像は真っ白になる。同じメーカーなのにである。 そこで、高校時代買った、見るからに古くさいデザインの懐かしストロボをつけて、カメラ側をマニュアルにして撮ると、時にバッチリの光り具合となる。 中途半端に進んだオート機種は役に立たず、全てを人間様が操作する古い機械が出番となる。 「此の事、万事に渡るべし。」 中途半端より、最終的には、基本に忠実、ベーシックなものが残る。 クラシックカメラの流行もそういうところがあるのだろう。写真の知識や技術が如実に出る世界。だから奥深い。自分の意志で動かす機械だからこそ愛着も湧く。 多少白飛びしても、デジカメの利点、撮り直しがきく。これまで理屈では判っていたが、現像にお金がかかり、失敗が怖くて試し撮りなどできなかった。そうした長年の実地体験不足を、デジカメ一眼は一気に解消してくれる。 今日一日、最新式に超旧式をつけて、見慣れた居間をパシャパシャ何百枚も撮って、ちょうどいい設定を見つけ出した。いわば、コツを掴むというやつである。どんなに機械でも、こうしたコツやクセといった世界がある。 そういえば、去年買ったコンパクトデジカメも、カメラ上部に取り付け金具(ホットシュー)がついているので同じことをした。小さなコンパクトボディに単三四本仕様のでっかいストロボをつける。見た目、滑稽なほどアンバランスで、皆、その異様な姿に驚く。 カメラマニアは、こんなことに時間を費やして得々としているのである。
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