ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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アナログプレーヤーを買って数ヶ月。最近は毎日のように手持ちのLPをかけている。あれも聴いてみよう、これも久しぶりだといった気持ちで聴く。これまで長らく放置していたので、一枚一枚、検盤しているようなものである。 以前の機械は、ようやっと動いているといった状態だったので、アナログの音はこんなものと見切っていた。モコモコとして聴きづらい。それが、今回、最小限の投資でスッキリと音が出るようになった。 現金なもので、では、この機械の評価はどうなのだろうと気になりはじめ、久しぶりにオーディオ専門誌をパラパラめくってみた。ところが、ずらっとレビューされているのは、趣味性の高い高級機ばかり。この種の大衆機は批評の対象になっていないようだ。まあ、そうだろう、専門誌を買うような人が、この種の製品を買うはずはない。そうは思ったものの、ちょっとガッカリだった。 しかし、何事もご商売。いずれ、そこらあたりを狙った「ブランクのある中高年のためのオーディオ再入門」といった企画が乱立するだろう。「団塊の世代を狙え!」は今や日本経済の合い言葉のようだから。 それにしても、LPはあっという間に終わる。片面十八分ほど。キースジャレット(p)の「ケルンコンサート」(ECM)D面なんぞは、たった七分である。慌ただしくてBGMにならない。その上、マニュアル操作なので、オートリターンしてくれない。放っておくと、いつまでたっても無音溝の掃除。アームを持ち上げたり回転を切ったりと、作業を幾つもせねばならぬ。でも、まあ、それも趣味のうちと思えば苦でもない。 しかし、一番の問題は、次々出してくるLPが積み上り、卓を占領することである。炬燵の上は我が陣地と思っている鬼妻にとって、邪魔ものがドンと置かれているとしか思わず、当初、「LPが生きかえってよかったね。」と、珍しく優しい言葉をかけてくれていたが、今や、「オイ、そこのハゲのオッチャン。はよ、どかせ。さっさとしないと、こんなもん捨てるゾ!」と態度を一変させていることである。 そんなことだろうと思った。
(この記事は5月頭に一度アップしましたが、GW記事を優先したため、ここに再掲載という形になりました。)
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