ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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一眼レフ使いにとって交換レンズは最大の興味関心事。高いものだけに、よくよく考えてシステムを組む。 愛用のペンタックスは薄型パンケーキレンズのシリーズが他のカメラメーカーにはない特色で、単焦点ならではの写りも高評価のものばかり。銀塩時代に広角から標準、望遠、それにお手軽高倍率とズームで一通り揃えたので、実用上の支障がないだけに、正直、手を伸ばしにくかった。欲しいけれど、買う理由が見つからないといったところだったのである。 そもそも写真は趣味のものである、理由やへったくれもない。欲しいと思ったら買おうと決心したのは去年のこと。ここまでの決心が実に長かった。ただ、この決心、業界(?)では「レンズ沼にはまった」といわれる所行で、病膏肓に入る状態を指す。 では、銀塩デジタル兼用、デジタル専用のどれにしようか、焦点距離はどれくらいがいいかなどと逡巡していたら、以前触れたように、一眼レフボディにヒット作が出て、急にレンズが売れ、納品待ちの製品が続出するようになった。閑古鳥が啼いて安値安定だったペンタレンズの中古市場も、今や、払底といっていいくらいタマがなくなっている。あっても新品と変わらぬ中古値。 そんなこんなで、買いそびれた状態だったのだが、先日、比較的新型で、入手しやすい部類のレンズに、許せる値段の中古品をネット通販で見つけ、ようやっと注文した。その名は「smc PENTAX-DA 40mmF2.8 Limited」。薄型軽量の極致である。 中古品を買うのは久しぶりなので、まず、当たりはずれを心配した。確かに鏡筒に小さい傷があったが、許せる範囲。それよりも驚いたのは、この機種特有のフジツボ型フードの裏側に、特殊な30.5mm黒枠フィルターがついたままの状態だったことで、これは、知る人ぞ知る裏技。手放した人は、しっかりした(?)正統派ペンタ党員だったらしい。おそらく大事に使っていただろう。それでこのブツは大丈夫だと判断できた。 デジタル専用と銘打ってあるが、イメージサークルが大きく銀塩にも使えるというのはこの道では有名な話で、早速、小型軽量の銀塩ボディ(MZ−3)につけてみた。本当に軽くて小さい一眼レフの完成である。 カメラ好きには、見た目の格好よさが何とも素敵で、それだけでいい気分になる。フイルムを入れてバンバン銀塩でも撮るということは、おそらくしないだろう。では何のためにと思われそうだが、何もせずに眺めて、ニヤニヤすることこそ、カメラマニアの王道である。 もちろん、カリッとした描写が評判のレンズ。デジタルボディの方でもしっかりと働いて貰います(貰うはずです)。
(銀塩ボディMZ−3につけたDA40mm)
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