ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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2010年08月26日 :: バージョンアップ |
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昨年末買った一眼レフ、ペンタックスK−7。中級機なので親切なシーンモード・ダイアルがある訳でもなく、オートモード以外は、ユーザーが諸々設定せねばならない。それが醍醐味でもあるが、しっかりとした写真の基礎を知っていないと、へんてこりんな色合いの写真が出来上がったりする。私も、当初は興味本位で大きく設定をいじくったが、いまでは、ほとんど標準設定に戻し、微調整のみを行っている。そのほうがまともな画になる。 使ってみて、高感度が思ったほどではなく、ジャミジャミ感がはっきり残ることに気づいた。高感度が使えないというのは結構なハンデで、このカメラをけなす人のほとんどはそこを言う。途中何度か、バージョンアップがあり、今では、そう文句を言うレベルではなくなった。最新のバージョンアップでは、遅くて使い物にならなかったライブビュー時のAFが高速化して使える機能となり、一気にアクティビティが増した。 発売一年、少しずつバージョンアップして改良され、いいカメラに育った感があるが、おそらく、一度、悪評がついてしまうと、それで購入リストからはずす人も多いだろう。 コンピュータで動く世界だからこそ出来るバージョンアップ。このやり方、カメラではリコーあたりがやり始めた。ソフトの改善によるよりよい製品化。それで、顧客に手厚い印象をユーザーに与え、満足度をアップさせる。もちろん、これには本来なら完成された製品ではないものを売っている訳だから褒められるべきではないという批判が常に伴う。 かといって、このバージョンアップの手法、何でも使えるものでもない。以前にも書いたが、愛車スイフトはCVTのプログラミングの関係で低速時ギクシャク感があり不快感を伴う。コンピュータの書き換えなどができないのかとディーラーに聞いたところ、メーカーはその欠点をよくわかっているようだが、それを含めて型番が申請され許可されているので、途中書き換えはできないという。 確かに、色々なところでこれを認めたら、決めたものがぐずぐずになってしまう。「動かさないことにする」という部分も世の中には必要。 本日、新型スイフトが国内発表になった。フルモデルチェンジ。副変速機も付いて、ギクシャクCVTは大幅に改善していることだろう。 カメラの話に戻ると、初期のままの個体と、途中までアップ済みの個体、最新アップ済みの個体が混在していることになる。見た目はおなじだが中身が微妙に違う機械。それはしかたがないというのが今の考え方なのだろう。結局は、情報をうまく仕入れたほうが得をする。 ともあれ、使い勝手がどんどんよくなって、弱点も文句のないレベルにまで改善された愛機。あとは腕次第。まず、目指すのは、さっと状況に合わせた設定に動かして、初級機の「シーンモード」並の画を撮れることである。目標は実はそこ。(ちょっと悲しい)
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この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。
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(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)
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