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ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。

 内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。

 

・XP終了に伴い、この日誌の更新ができなくなりました。この日誌の部分は、別のブログに移動します。アドレスは下記です。

 

エキサイトブログ 「金沢日和下駄〜ものぐさ〜」
           
http://hiyorigeta.exblog.jp/

  2006年02月04日 ::  冬は日本酒でキマリ!

 私は大酒飲みではないと断っておいて……、お酒の話をします。(笑)
 もともと、私は夏にビール一缶程度の晩酌をする人なのだが、冬は、なんと言っても日本酒である。三十歳すぎた頃から日本酒のおいしさを知り、プチ日本酒党になった。但し、冬季限定。全国の銘酒に詳しいわけではない。ここ北陸は酒が旨いので、その飲み比べが楽しい。それで充分な人である。
 昔、栂池スキー場の、お客が一升瓶を手土産で持っていくのが慣例になっているペンションに連れて行ってもらって、そこで、酒を酌み交わしたことがある。日本全国の酒が集まってきて、自分らの酒は飲まず、他国の酒を飲むというシステム。それで、飲んだことがない地方の酒が飲める。面白いやり方である。きっと酒飲みのオーナーが考えついたのだろう。
 あの時、一本目は広島の「加茂鶴」だった。これは旨かった。後年、広島に行った時、探したくらい。広島市内の蔵ではないので、すぐに見つからなくて意外だった。あの夜、旨かったので興に乗って、岐阜の酒も開けたのだが、これが大ハズレ。不味いのなんのって、どぶのような臭いがした。いっぺんで座はお開きになった。明らかに水が悪い味である。日本酒は水が命ということを今更ながら実感したことだった。
 あの時、県外の人が北陸の酒を有り難がる気持ちがよくわかった。以来、地元の酒ファンである。
 普段飲みは、富山の「立山(本醸造)」。下から二番目のランク。一番下は「普通酒」というのがあるが、これは、あまり美味しくない。もう数百円でぐっと旨くなる。高い酒で美味しいのはごまんとあるが、安くて美味しいのが本当の酒だなんて嘯いている。普段使いでコストパフォーマンスがいい。
 ちょっぴり舐めるなら、以前紹介した、新潟の「菊水(ふなぐち)」。麹の香りたっぷり。超甘口である。
 どちらかというと、磨きに磨いた大吟醸は、美味しいには美味しいのだが、あっさりしすぎで、金沢弁で言うところの「愛想(あいそ)もない」のである。もちろん、この意見に、高級酒など飲めないという僻みが入っているのは否定はしませんが……。有名な新潟の「久保田」とかも、もちろん、うまいけど、手に入らず、割烹のメニューにあった時頼んで、高いお金取られる。だから、ちょっと敷居が高いイメージがある。
 今年に入って、白山市の「天狗舞」を既に飲んだ。これも全国的に有名な銘柄。いつものように下から二番目のランクで試したが、まあまあよし。おそらく値段に比例してうまくなるタイプの蔵ではないかと思う。
 同じ白山市では、「菊姫」「万歳楽」「手取川」がある、特に「菊姫」「万歳楽」は、旧鶴来町の蔵元で、昔、五年間、仕事で通っていた町なので、毎日のように酒蔵の横を通った。「菊姫」は、近年、全国的に名が知れ渡って、蔵元は、大工場を建設して大発展。町一番の大きな建物になった。首都圏での口コミの力は地域経済に大した影響力を行使する。
 先日、愚妻が友人と妙高にスキーに行き、そこの酒屋で、新潟の「吟醸越乃雪月花(しぼりたて生)」(期間限定)、「毘(びしゃもん)(にごり酒)」、「菊水(一番しぼり)」緑缶を買ってきてくれた。今はこれらをちびちび飲んでいる。初めて飲んだ「越乃雪月花」は、わざわざ少し濁りを残し、麹の香りの強い、でも、ふなぐちよりは甘味を抑えた旨口タイプだった。
 大都市圏と違って、地酒の品揃え豊富な酒屋を、わざわざ探し出してくる必要がない。地元の酒屋で地元の酒を選べばそれで正解。こちらで、うまくもない全国銘柄の酒をわざわざ買い求める人はいない。
 ああ、酒が旨い土地に生まれてよかった。
 大都市圏の酒飲みの人、羨ましいでしょ?
(今回は、グラス片手に酔っぱらいながら書いた地元の酒自慢。それだけの内容です。そうそう、それと、私が飲んでいるのは四合瓶です。念のため。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(金沢小立野「福光屋」酒蔵にて)

 
 

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