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ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。

 内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。

 

・XP終了に伴い、この日誌の更新ができなくなりました。この日誌の部分は、別のブログに移動します。アドレスは下記です。

 

エキサイトブログ 「金沢日和下駄〜ものぐさ〜」
           
http://hiyorigeta.exblog.jp/

  2006年02月05日 :: どぜう鍋屋見つけた

 酒の話をしたから、次は鍋の話となる。
 昔、東京で私学の非常勤講師をしていたころ、現職の先生に、どぜう鍋を食べにつれ行ってもらった。由緒溢れる建物で、こってりした味噌仕立ての甘い割り下でいただき、下町情緒を満喫した。
 先日、そのお店に行った金沢の方が、自分のブログに店内外の写真を掲載しているのを見つけ、懐かしい景色と二十数年ぶりに再会した。最初、どこかで観たことがあると思い、じわっと記憶の底から湧いてくる感覚に心揺れるものを感じた。あのころと、全然、変わっていない。店の名前、何処にあるか、どんな由緒があるのか、今ごろになって詳細を知ることとなる。若い頃は、連れて行ってもらったこともあり、へえ、古いお店だねえ程度で終わっていた。金沢では、泥鰌(とじょう)を蒲焼きにして串で食べる習慣があり、珍しい食べ物と思わなかったせいもある。やはり、東京では超有名な老舗で、当時、我々のような地方出身の若造に、江戸情緒を味わわせたいと、先輩方がわざわざこの店を選んでくださったということがわかる。
 行ってよかった。働き始めたばかりの薄給の身では、それなりにお金のかかる料理屋さんに自分一人では行けない。いい体験だった。
 大学時代、せっかくの東京、あっちこっち覗いて歩こう、大学と下宿の往復で終わらせないようにしようと、かなり意識して動いた。あの発想は正解だった。意味が分からなくてもいい。気づくのは、大人になってからで充分である。後でいろいろ理屈がつく。まず最初に体験がないと始まらない。どぜう鍋文化なども、今の今、ネットで調べて勉強になった。体験からえらく時間たっているが、体験があったからこそ興味も湧く。
 その店のHPに、泥鰌の旧仮名遣いは、本当は「どじ(ぢ)やう」であって、「どぜう」は、縁起をかついで三文字にした当時のご主人の造語だと書いてある。このトリビアネタは、一応、国語教師なので知ってはいたが、このお店が発祥らしい。
 元気になって、もう一度行きたいなあ。今の季節、体が温まりそうだ。と、美味しそうな鍋のパソコン画面見ながら、安酒をグビリ。
 かように、私の考えは、何事も「まず一歩踏み込もう」である。パソコンもそう。DOS機を長年使っていたので、ウインドウズになって、全然、判らない時期があったけど、まず、買えばいいと思って、ポンと98ノートを買った。買った以上、弄る。弄っているとすこしずつ判ってくる、職場で、人様から聞いて必要最小限だけ触っていては、絶対、うまくならない。
 パソコンをよく知らない人は、大抵、職場で使っているだけで、自分用を持っていない場合が多い。関係のない設定の箇所なども、暇々に覗いて、どこにどんなコマンドあるかを知る、それが後日役に立つ。
 カメラもパソコンも、機械ものは、まず買ってしまう。それで世界が広がる。
 東京時代、歌舞伎も、大学の先生のご厚意で引率していただき、初めて観て、楽しく、思ったよりよく判るので、アレルギーがなくなった。しゃっちょこばる必要のない楽しい娯楽だということがよく判った。あれも、あの時、行きたい人と言われて、ハイと手を挙げたから。
 でも、この発想、どうやら、父親からの遺伝らしい。
 一見前向きの、この態度。問題もある。家族で一番、変な電話に引っかかりやすい人物は、家族の満場一致で老父であるということになっている。よく言えば、好奇心旺盛なのだけれど、このごろよくかかってくる怪しい勧誘の電話に、即、乗って、面白そうですから資料送って下さいなんて受け答えしているらしい。
 危ない危ない。大丈夫かなあ。
写真は「金沢ときめき浪漫」サイトより(縮小の上、一部切り取り)

 
 

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