ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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2005年02月02日 :: 賀状雑感 間違えて賀状出してしまう。 |
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去年の四月に異動された方に、今年、年賀状を出したが、その方からの賀状はこの正月、来ていなかった。あまり気にもとめていなかったのだが、一昨日、はがきを頂き、喪中のための欠礼であったという。四月以降、おつきあいがなく、ご不幸を知らなかったということ、それに、これまでは同じ職場ということで、賀状を出したことがなく、今年から新規に出したので、年末の喪中欠礼葉書が小生のところに事前にくるはずもなく、そうしたことで、こちらは賀状を出してしまったのである。昨日、失礼のお詫びかたがた近況報告の手紙を書いた。 ところで、日本全体の賀状の枚数は、年毎に減少しているのだという。一時、何通もメールで来たこともあったが、たしか、電話局から、元旦メールは回線が混雑するので宜しくないという話があって、下火に。今年はうちでは1通もなかった(元旦過ぎてきた普通メールに、正月だから「おめでとう」とかいてあるものは幾つかあったけれど……)。確かに、一時メールに移行しかかった人も、最近は、オーソドックスに、また葉書でいただいている。 それでも、賀状が減少しているのは、おそらく、若者層が手紙離れを起こしているからだろう。授業で、手紙のことを話しても、手紙・葉書の書き方の常識を生徒はほとんど知らない。そもそも、人に手紙を出したことがあまりないようだ。 我が家は、夫婦ともども教員だが、昔に比べ、現役の生徒さんからの賀状がほとんどなくなったねというのが共通の感慨。今習っている先生にわざわざ賀状を書こうという感覚がなくなったようである。手紙が子供達の生活から遠のいていること、それに、教師が生徒に教えるのは当たり前であるという、生徒側の「ビジネスライク感」(?)の二つが激減の理由だろう。 この子達も大人になる。今後も、世の中の賀状減少傾向は歯止めがかからないだろう。そうしたら、今度は、賀状文化を大事にしよう運動が起こり、それでもダメで小学校のカリキュラムに入れて強制的に教育させようという話になり……という図式も、何だか目に見えるようである。この種の話はいつも、こうして、強制で終わる。「教育」は吹き溜まり」のようなところである?
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この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。
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