ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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2007年05月05日 :: ドライブのためのドライブ |
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大型連休、天気も良し。新緑を見たくなって、白山麓旧河内村のイベント「ふじ祭り」を冷やかした後、鳥越方面へ足をのばす。今冬遂にオープンすることがなかった鳥越高原大日スキー場への道は、以前より少しはよくなっていた。ダム湖を右に見ながら牛ケ首峠の林道を左折、そのまま上へとドライブした(といっても、私は助手席)。十五年ほど前、この峠を右折して下り、麓の尾小屋(その昔鉱山として栄えた)に出たことはあったが、奥には行ったことがなく、地図を見るたび、前々から気になっていた。この初めての道を通るというのが今回の目的である。すれ違い用の待避路肩が時々設けられている一車線の舗装林道で、これでも二級国道である。 新緑の本当の青さにはまだ少々早い感じだったが、針葉樹と雑木林が混じった斑な緑の山肌は見ていて飽きなかった。ここは、秋の紅葉シーズン、更に映えることだろう。 今回、思いがけずよかったのは、道がほとんど川沿いだったこと。透明感のある渓流がコントラストの強い陽の光に反射する様は、サングラスごしでも目を刺すほどで、巌に砕け、波光きらめく白い流れの所々には、淀みが碧をなしており、谷川の刻々と変化する様子を堪能した。 車を降りれば、鳥の声。澗渓(かんけい)は潺湲(せんかん)として流れ、時恰も鶯啼いて、春、且に来たらんとすといったところである。 道は最後の集落を過ぎた辺りで通行止めになって、それ以上へは行けなかった。しかし、はじめからそのつもりである。気に入った美しい景色の所で車を止めながら、ゆるゆると戻る。途中、横谷の水芭蕉群生地登山口に寄り道し、ルートの確認をする。駐車場の立て札によると、徒歩片道一時間也。今はダメだが、足腰に自信をつけて、いつか訪れたいものだ。 帰りは直進し、尾小屋経由小松方面へ下る。この林道は、高原風のところがあったり、高度感のある山肌の道を下ったりと変化に富んでいて、信州の山あいを走っているような気分を味わうことができた。
県南部の山間部を小さく一回りした、ドライブが目的の山ドライブ。このパターンは発症後初めてで私は新鮮だった。
半月前の湯涌の時は山奥にたどり着けなかったので、ようやく溜飲を下げた恰好である。
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