ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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県総体が終わった次の週は、恒例の三年生の引退式である。空き教室に集まって、三年生一人一人、挨拶をする。 女子の責任者である副部長など、「○○さんは本当に我が儘で、迷惑かけられっぱなしでした。」などど、言いにくいことも全部話す。普通、大人なら、いくらこれで最後とはいえ、これを言ったら終わりだなと我慢するようなことも、みんなバンバン言う。 でも、起こるのは笑いである。同じ釜の飯を食った仲間だからこそ言える本音トークで、青春にだけ許された世界がここにあると、端から見ていて羨ましかった。話ながら、泣いたり笑ったり。言葉は足りないは、つっかかって沈黙はあるは。でも、今、彼らは輝いて美しい。
最後に、正副顧問、コーチに記念品贈呈がある。私には、円座の低反発クッション。厚さ15cm近くあって、最初、椅子には不適ではないかと驚いたが、これ、道場の板の間にはぴったりだ。あの子たちなりによく考えてある。その気持ちがうれしい。「教師冥利に尽きる」という言葉があるが、そんな瞬間である。 最後に、顧問からの訓話。 「無粋ですが、」と断って、「毎年、この時に言うことがある。これは、前顧問がずっと言ってきたことで、ここにいないから私がかわりに言う。これで燃え尽きてはいけない。このパワーを今度は、受験に燃やせ。それが出来て、文武両道、弓道部部員である。それで三年間部をやってきたことになるのだ。」と。 いやあ、今、こう書きながらも、本当に無粋だ。
締めは全員で記念撮影。フルメンバーで写真を撮るのは、後にも先にも、毎年この時だけである。 この写真が、後々まで何度でも見かえす、いい思い出写真になりますように。パシャ。
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(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)
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