ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
・XP終了に伴い、この日誌の更新ができなくなりました。この日誌の部分は、別のブログに移動します。アドレスは下記です。
エキサイトブログ 「金沢日和下駄〜ものぐさ〜」 http://hiyorigeta.exblog.jp/
今住むマンションでは、数年に一回、排水溝の清掃がある。高圧噴射で「お通じ」をよくする作業。業者が各戸に入る。 その朝、我々夫婦はすっかり忘れて、部屋は散らかり放題、風呂場の排水目皿にも髪が詰まり放題、すべてほったらかしのまま、家を出た。気がついたのは次の日の朝、カレンダーのメモを見つけてから。この惨状を業者さんと管理人さんは「とくと拝見」していったに違いない。 私は考えただけで顔から火が出る思いで、慌てて、寝ている愚妻を起こした。ところが、あにはからんや、愚妻は平然としている。終わったことをくよくよ後悔しても仕方がないというのである。さすが、「家事は人生の無駄」をスローガンにし、日頃、「家事はしたい人がすればいい、私はしたくないからしない。」「部屋が汚くても生き死にには関係ない。」と嘯いている人らしい鷹揚な態度であると感服した。 ただ、世の中、男女平等といっても、いまだに部屋が汚いのは奥さんの責任という風潮がある。ここのような田舎で、そんな旧来の常識が完全になくなるのはもう数十年先のことだろうから、管理人さんに顔を合わせたら、「奥さん」として、お前の方から謝っておいた方がいいのではないか?と言うと、愚妻は、そうね、わかったわと、これはなかなか殊勝に私の言うことに同意した。 ところが、その朝、管理人さんにバッタリ会ったのは私のほうだった。そこで、私が謝る羽目になった。まるで全責任が私にあるかのような具合いになって、「旦那さん」としては甚だ不満だが、こうなったら仕方がない。 「すっかり失念しておりました。さぞ、汚くて驚かれたでしょう。」と頭を下げたら、管理人さん曰く、「いえ、ご心配には及びません。どこも一緒ですよ。」とのご返事。 フォローになっているような、確かに汚かったと追認されてしまったような、こちらとしては微妙な気分だった。 あんまり深く考えないで早く忘れよう。
|
|
お願い
この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。
感想をお寄せください。この「ものぐさ」のフォームは、コメントやトラックバックがあるブログ形式を採っておりません。ご面倒でも、左の運営者紹介BOXにあるアドレスを利用下さい。
(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)
|