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ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。

 内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。

 

・XP終了に伴い、この日誌の更新ができなくなりました。この日誌の部分は、別のブログに移動します。アドレスは下記です。

 

エキサイトブログ 「金沢日和下駄〜ものぐさ〜」
           
http://hiyorigeta.exblog.jp/

 2011年10月17日
  負ける練習

 弓道合宿で一泊二日した次の日、柔道の授業を見学した。同じ武道なので、その類似・相違などを興味深く観察。
  どうやら柔道教育とは、美しく安全に「負ける」ことを教えるものらしい。受け身を含め、やられた時の身の処し方を時間をかけて練習する。この「負けるため」というところが大事なポイントであるように思った。投げも「相手に痛くないようにかけること」と指導している。これは相手のことを思った技であるべきだということである。
 技のかけ合いというのは、かけるほうもかけられるほうも、一定の型の枠組みの中で整然と行われるもの、つまり、共通の経験の組み合わせによる暗黙の了解事項による決まった動き、或いは、お作法の集成とでもいうべきものらしい。こっちの弓道は、お作法の権化みたいなもので、それは相手が人ではなく動かない的だからだが、相手が動いて常に突発的に状況が変わる柔道も、結局は広義の「お作法」の集成なのだというところが面白い発見であった。
 大昔、私は格技として剣道を選択した。冬稽古というのがあって、真冬の早朝、体育館で剣道部部員に混じって、授業として選んだだけの我々素人メンバーも竹刀を振った。小柄な女性部員と対戦し、上から手を伸ばせば面が簡単に打てそうだと竹刀を振り下ろした途端、コテをやられた。以後、ポンポンとコテをあてられ、コテを狙うと今度は面を取られて、もうボロボロだった。体格に勝っても隙だらけではお話にならない。
 技をしかける時にはしっかり相手を引きつけろと柔道教師は指導していたが、何かそんなコツがあったのだろう。しかし、当時は全然判らずじまいで一年間が終わった。きっと格技の単位は下の方でもらったのだと思う。今の目で剣道を見たらどう思うだろう。柔道同様、何か新しい発見があるだろうか。
 白い道着を着て、畳の上で飛んだりはねたりしている目の前の子供たちを一時間近く見ながら、私にはもうできない動きばかりだと思って、少しうらやましくなった。弓道を見ている時には全然感じない感覚である。

 

[1] 

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 この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。

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