ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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2005年06月08日 :: ウインドウディスプレーを撮る |
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先日の日曜日、母親と愚妻を乗せて買い物に行く運転手役を仰せつかった。数十分程度なら車に乗っていられるようになったので、この種の手伝いもできる。 量販店に行くのは1年半ぶりだった。特に欲しいものとてない。女性陣が買い物している間、どこかで休憩しようと思っていたが、ウエストが細くなって、ズボンが合わなくなっているからと、強く妻に勧められ、ズボンを新調することにした。軽くて腰に負担のないやつが大前提である。基準がはっきりしているので、超特急で見つかる。それで、やっぱり時間をもてあました。 そこで、中央階段横のベンチでじっとしている。よく、奥さんを待っているくたびれたおっさんを見かけるが、私もいよいよ名実ともにその一員になった。
目の前が子供服売り場である。マネキンのウインドウディスプレ
ーが美しい。じっと眺めていて、これを撮ろうと思いついた。 なぜだろう。 おそらく、ウインドウの中が原色の世界だったからである。色の対比は、写真好きにとって格好の素材である。そういえば、写真マニアサイトに、こうしたデパートディスプレーの画像がよくアップされている。 スポット照明が降りそそぎ、明暗がコントラストを見せる。彩なす色たちの舞踏。そこに日常性を超えた視覚の世界がある。服という日常を提示することで、非日常をアピールする。そんなアブストラクトな世界なのだと気づいたのである。 一度、ゆっくり、この巨大ショッピングモールの中で、スナップすると面白いかもしれない、そんな写欲が湧いてきた。(でも、本当にやったら、はっきり、怪しいおじさんである。あるいは、ライバル業者の視察と思われるかもしれない。)
帰り、車が置いてある屋上駐車場から、あたりの景色を撮る。正面駐車場と、通りを隔てたビル、それに、近郊の山々が写っている何の変哲のない、がさついた街の写真。 でも、家でパソコンに映し出された画像を見ながら、心揺れるものを感じる。 なんでか。 ここのところ、地べたを歩くことで精一杯。上から俯瞰する景色を見ること自体がなかった。久しぶりに大きく(?)行動した結果の景色だったからである。
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