ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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2005年06月18日 :: 連絡を受け取るだけなのが……。 |
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大学時代ワイワイやっていたメンバーの一人S女史が倒れて2ヶ月。連絡を受けてからは1ヶ月近くが経過した。まず意識が戻ることが回復の第一歩ということだったので、早く戻らないか祈りながらここのところ過ごしていたのだが……。 昨朝、共通の友人のYさんからメールが来ていたので開いたところ、数日前に危ない状態になり、会わせたい人があれば会わせた方がいいと医者が親族に告げたという。 長引いていることの不安はあったが、意識がないと、徐々に悪い方に進行していくということなのだろう。 慌てて、数人に、彼女のメールを添付して送った。 昼、今度は、K君から職場のほうへ電話あり。会えるか分からないけれど、病院に行くつもりだという。お前も来るならばという誘いのニュアンスもあったが、現状の腰では、市内の移動が精一杯、東京行きなど、とても無理であると告げる。 夜、Yさんから、再度、詳細な電話連絡。血圧が50くらいに下がっているので、医療的に上げている状態だという。面会は時間帯が決められて許可されているそうで、Yさん自身は、行きたい思っているが、本人の意識ないのに、寝ている様子を見に行くのは本人が不本意かもしれない。それに会うのに忍びないという思いが一方にあるということも言っていた。女性らしい、相手を思いやる心配りの言葉で、それもよく分かる。 でも、会わなかったら、後で後悔するかもしれない。 会いにいける距離の人は、その人なりに、自分の気持ちと相談しなければならず、辛い迷いである。 で、この私といえば、結局、連絡を受けても、何も行動出来ず、見守っているだけ。そこが歯がゆい。 何だか、信じられない気がする一方、若かったあのころのことが次々に思い出され、悲しい気持ちが湧いてくる。でも、まだまだ、意識のない中でも、彼女の体は病気と闘っているのだろうから、こっちが、そんな気持ちになってはダメではないかと思い返したり……。 胸の真ん中に、重い錘を抱き込んだかのような気持ちを引きずったまま、終日、梅雨間近の湿気を感じる蒸し暑い西向きのリビングで、友人のメールを待っていた一日。
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この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。
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