ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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2005年06月21日 :: 2ch掲示板で見つけた、ちょっといい話 |
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「どうしても誰かに聞いて欲しい話がある。 実は俺、恥ずかしながら稼ぎの悪い安サラリーマンなんだけど、ライカDIIが欲しくて 少ない小遣いからヘソクリなどしている。自宅のPCの壁紙にもDIIの写真を 使っているほど惚れ込んでいる。カメラなんかに全く興味の無い女房は、カメラの写真なんて見て楽しいの?と馬鹿にし続けていた。まあ、女房というのはこんなものだろう。
そして一昨日、俺の誕生日だったんだが、女房が何年かぶりに「誕生日プレゼント」を俺に呉れた。新婚以来の珍事だった。包みを開けてみると中身はカメラ。 しかし、軍艦部の銘は「ZORKII」レンズは「INDUSTAR」。女房は俺に「欲しかったんでしょ」と微笑む。涙が出そうになった。
もうDIIなんかいらない。こいつを動かなくなるまで毎日使ってやろう。他のどんなカメラより大切にしようと誓ったね。]
(2005.6.17名無しさん)
少し説明がいるかもしれない。ライカDUは1932年発売のカメラ史に残る名機。この御仁はかなりのマニアである。「ZORKII」ボディ、「INDUSTAR」レンズは、ライカの模造品。彼女は、自分のへそくり積んで、偽物を掴まされたのである。でも、彼は、一生、そのことを彼女には言わないだろう。 ちょっとどころか、すごくいい話である。涙が出てくる。O・ヘンリーの短編「賢者の贈り物」(The Gift of the Magi)を思い出す。
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(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)
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