ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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2005年06月22日 :: 岩波新書の新刊を予測する |
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図書室の予算は、毎年削られ、数年前まで年間百万円だったのに、今年は五十万円台に落とされている。継続購入図書があるので、それに予算のかなりの部分を使わざるを得ず、残りの金額で、良書と、生徒からの要望の多い客引き用の軽い読み物とのバランスを考えて選択する。その選択のための図書館運営委員会がこの前あった。 岩波新書は、継続図書のほう。全巻揃えている。 ここ十年、各社から新しいタイプの新書が発行され、新書は、カタログに長く残そうという気がさらさらない「旬」向きの本と、昔ながらの良書を末長くという発想の本とが、書店の棚に混ざるようになった。よく言えば、百花繚乱、悪く言えば、玉石混淆。その分、目当ての本に行きつきにくくなった。 司書室に、まだ、分類シールの貼っていない、未処理の新刊本が置いてある。岩波新書では、小澤勲「認知症とは何か」(3月新刊)、須貝佑一「ぼけの予防」(5月新刊)など。 雑誌は、読者とともに歳をとるという。若い人は、新しいスタイルの新書のほうに流れるだろう。その伝で行くと、岩波新書の購読年齢もかなりあがってきていることになる。 今までは、どう介護するかというようなテーマの本ばかりだったけれど、今後、「正しい介護のされ方」「若い介護士との楽しく付き合う方法」「ボケは楽し」なんていう本が、絶対に出るような予感。
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(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)
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