ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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旧式で遊んでいるとか言っておいて、舌の根も乾かぬうちに、発売されたばかりの最新式大光量PーTTLストロボ(ペンタックスAFー540FZ)を買った。ボディは安いのを買ったので、最初から予定の行動である。つまり、旧式で遊んでいたのは、単に前哨戦的気分盛り上げ行動だったのである(笑)。 従来のTTL方式と何がどう違うのかと問われても、正直、よく判らない。何でも、カメラの露光面の光を感知して、その情報をストロボに送る従来のTTLばかりでなく、積極的にストロボ本体からも光の情報を収集し、コンピューター的に演算して決めるらしい。まあ、賢くなったということである。我ながら大雑把な認識……。 触れ込み通り、調光が自然で、いかにもストロボ光りましたといったテカリが少ない。上下左右の首振りが自在。スレーブ機能もあって、カメラから外しても光る。 だが、なんと言っても、カメラ側をシャッター優先モード(TV)にすると、シャッタースピードの制限がなくなることが、下手な横好きには画期的である。 これは少し説明がいるかもしれない。ストロボが同調するシャッタースピードは、MFカメラは六十分の一だった、正直、手ブレギリギリである。それが少しずつ上がってきて、最近まで愛用していたAFカメラは百二十五分の一、今度のデジタル一眼は百八十分の一になった。三十年かけて少しずつあがってきたのである。素人にはよく判らないが、以前、シャッター幕の改良で二十分の一上がりましたなどと宣伝していたから、この牛歩の歩みは、しかし、技術屋さんの努力の賜物なのである。 カメラお任せモードでは、依然として上限があるが、日中、絞りを開けてボケを効かし、でも補助光が必要でストロボ光らせたい時などに威力を発揮する。 そんな凝った撮影、アンタ、実際にするのかい? という問題は、この際、棚上げにします。こういうのは、やろうと思えば出来る機械を持っているということが大事なのです……(ほとんど言い訳)。 説明書によると、もう一台あるとワイヤレスで多灯撮影ができるらしい。 プロの写真は、この多灯をしているのである。光を横からあてることで陰影をつける。シックな雰囲気になり、お金払って撮ってもらいました感がぐっと出る。 カメラ好きの友人が、著名な写真家、竹内敏信の写真講座に行って極意を聴いてきたそうだ。その冒頭の言葉は、「趣味なんだから、機材にお金かけてください。どんなに努力しても、写真は機材で決まります。」だったという。 「弘法、まず筆を選ぶ」といったところか。 でも、最新式もう一台買ったら、今度は、反射アンブレラがいるとか言い出して、もう、そこまでくると、毎年、卒業アルバム用の顔写真を撮ってもらっている写真館さんそのものになる。 やめとこ。やめとこ。
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