ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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今年三月の手術の時、別の病巣が見つかって、父は引き続き手術をすることになった。私は、仕事の帰り、病院に顔を出す生活がまた始まった。前回は寒い日もあったので、同じ行動をしていても、月日の流れを感ずる。 仕事が遅くなって、面会時間ギリギリに顔を出し、愚妻が所用でいない時など、近くの外食屋の閉まり間際に駆け込み、一人遅い夕餉をとって帰ると、相応な時間となる。 酒宴があって帰宅が深更に及んでも、それはそういうもの、なんとも感じないのだが、中途半端な時間帯、素面で商店の灯が消えた通りを、仕事鞄を担いで、とぼとぼ帰路を歩む時の気持ちは、結構、うら淋しい。 月日が流れ、上の世代が逝き、もし、愚妻に先立たれるというようなことになると、日々、こうした情けない気持ちで生きていかねばならないことになる。ちょっと、淡い恐怖心のような気持ちが湧く。元気で前向きに晩年を過ごせるか、正直、心許ない。どうも、愚妻に言わせると、私は落ち込みやすい性格のようなので、薬のお世話になっているかもしれない。あんまり深く考えないようにしているが、現実、私が先立ち、愚妻が元気に長生きしているという可能性の方が圧倒的に高いので、自分自身、少しは楽観しているような気もする。何事にもくよくよせず、どこでも短時間でも、ぐうぐう寝てしまう性格の人に短命はいないはずだから。 今日、去年亡くなった友人宅へ、一周忌のお供え物ということで、地酒を贈った。結構いける口の子だったからということもあるが、連れ合いに先立たれ、父娘家庭だったのに、その娘も先に逝き、今は父親一人で生活されているはずである。私としては、そのお父さんに、美味しい酒を飲んでもらいたかったのである。
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