ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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五月六月は花の季節。和もの洋もの色とりどりの色彩が、無機的な街に映えている。 五月中旬、造成中の大乗寺丘陵総合公園に、初めてツツジを見に行った。今後、新名所になりそうな見事な花の絨毯だった。 六月上旬、今度は富樫薔薇園が見頃ということで、日曜六時、カメラ持参で行ってきた。どちらもご近所。こちらのほうは毎年欠かさず訪れている。早朝にもかかわらず、散歩の人やアマチュア写真家で混雑している。花を観るなら朝の気持ちよい空気の中で……。考えることは皆一緒である。 たっぷりシャッター押して、近くの朝開けのパン屋さんで焼きたてパンを購い、シンプルな朝餉としたが、なにかゆったりした気分の朝になった。 先の日曜日は、卯辰山中腹の菖蒲園へ向かう。先週、愚妻と母が立ち寄って、今週が見頃と勧めてくれたのである。どうやら数日前が盛りだったようで、少し弱り気味の花が多かった。大勢の人が訪れていて、小さな駐車場は車がひっきりなしに出入りしていた。思ったよりカメラマンが少なかったが、本当にいい絵を狙っている人は、もうとっくに訪れているからだろう。 菖蒲は、一つの花のように見えるが、どうやら三つの花で構成されているようだ。それぞれ寝ている花弁、ピンと立っている小さな花弁があり、立っている花弁が腰砕けになっているのが盛りが過ぎたもののようだ。紫の花弁の根元にのぞく黄色の筋目が印象的なアクセントになっている。 こうしてデジタル一眼レフを使い始めて、カメラとしての性能が良くなっていることに驚く。こっちの作図意図をしっかり読んで設定を変えてくれる。
例えば、薄暗いお店のランプを撮ると、光源が画面にはいるので、そこだけ明るく、あとは真っ黒という絵になるのが普通なのに、店の雰囲気もちゃんと写って、いい具合に調光してくれる。 花にレンズを向けると、さっとマクロモードに移行し、絞りを開け気味にする。それも、適度に絞ってくれて、薄くワンポイントだけピントがあって、花全体はボケボケという失敗を防いでくれる。下手に絞りを自分で決めたショットより余程出来がいいのが、ちょっと情けない。
観光客とおぼしきお嬢さんたちが、八つ橋を渡りながら、「こんなに群生している中を歩くなんて生まれて初めて。なんか優雅な気分になるわね。」とはしゃいでいた。にこにこしながら、記念撮影。 そんな感動の言葉を横で聞くのが、一番気持ちがいい。 金沢へ来た人のブログを読んでいて、いいところだと感心してくれているのを読むとちょっと嬉しくなる。それとよく似ている。
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