ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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実績をあげるには、能力の高いものを叩くのが一番ということで、上位者向き補講が始まった。これまでは出来ない者向け補講ばかりだったので、新たな試みである。 京大など、入試条項からして、高校の教育課程をはみ出すレベルを出しますよと明記してあるそうだ。真面目に授業を聞いていたレベルでは太刀打ち出来ない。 以前、古い問題を見てみたら、永井荷風についての論文が出ていた。出題は、永井荷風がどんな人物であるか、最低、「新潮文学アルバム」程度の人物知識があり、いくつかの作品を読んで、彼の文学的傾向を知っていることが前提になっている。つまり、短大国文科出身レベルの基礎知識が必要ということ。近代文学史はセンター入試にでないからと、作家名と作品名を覚えておけといった程度しかやっていない生徒達にはちんぷんかんぷん。難しいはずである。 今のところ、標準問題をやっている。生徒に当てながら答えを聞いていくのたが、驚くほど高い正解率で、ねちっこい枝葉末節問題までよく出来ている。 日々夢中遊泳の生徒を現(うつつ)に引き戻すのに忙しい授業に較べて、雲泥の差。 いやあ、日頃の授業でもこうだといいんだが。
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