ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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4月当初の課題試験に「(星が)瞬く」の読みを出題した。1クラスに10人ほど、「まばたく」があって、まばたくのは瞼でしょうと、あまり考えずに×にしていたのだが、あまりに多いので、気になって「広辞苑」を繰ってみた。 どちらも漢字は「瞬く」である。「まばたく」は「瞼を開けたり閉めたりすることすること」とあり、次に「またたく」とも説明されている。 「またたく」のほうは、「目叩くの意」とあり、@は瞼の、Aは星や灯火の、BはAのような状態で生きながらえているという3つの説明があった。 このからわかること。語源的には、両方とも目の開閉からきている。このため、目の開閉はどちらを使ってもよい。但し、星は「またたく」のほうだけである。 私の採点の判断は間違っていなかったことになる。 さて、では、インターネットで検索である。「問題の日本語」(大修館)によると、ネット上で、フンイキ(雰囲気)をフインキと誤記したものが大量にあるそうだ。しまいに、辞書会社に、フインキという単語さえ載ってない辞書はどうなっているのかと、若者からお叱りのメールをもらったという。 それならと、私も「星がまばたく」でやってみた。約百件のヒット。思ったより少なかった。一部短歌などに使われているのは、「比喩表現」とみるべきなのかも知れない。もし混同しているのなら、その歌人の言語感覚って……。惨。
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