ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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4月のある昼、久しぶりに職場の学生食堂に行った。高校では珍しく、我が勤務校には学食がある。横の購買窓口で食券を買おうとしたら、自販機でどうぞと言われた。もう導入して一年たつという。自分の机と教室の往復以外していなかった行動の狭さに驚いた。 このごろは、時々利用する。今日は、親子丼。ここのご飯物は、具をドンとぶっかける具沢山で、見た目は悪いが栄養的には悪くない。カレーも「お袋さんの作った」という形容がぴったりの、ジャガイモごろごろのやつである。 後から、お若いのに肥りぎみの同僚某氏がやって来て、やはり、丼ものを注文した。出来上がるまで、清涼飲料水の自販機に向かって思案している。中の飲み物は、コーラなど甘いドリンクの類である。 「先生、丼だけでも醤油と砂糖で充分甘いですよ、そんな甘い飲み物は飲まない方が……」 と気軽に声をかけた。そもそも、丼に甘いコーラ類の組み合わせ自体、食い合わせとて、どうかと思う。不健康そのものである。 彼は、さっとその場を離れた。リアクションまったくなし。 そして、私からかなり離れて、出てきた丼を黙々と食べ始めた。 「いやあ、私も腰を悪くする前はウエストが90cm以上だったので、ちょっと、ちゃべを言いましたかねえ。」 と明るくフォローした。「ちゃべ」とは、こちらの方言で「お節介」の意味である。 ところが、「まあ。」とか「ええ。」とか生返事。明らかに不快な様子である。 どうも、私のちゃべ発言を命令と受けとってムッとしているらしい。学校の先生は、常に命令する立場。命令されるのが大嫌い。しまったと思ったが、後の祭り。早々に食べ終わって食堂を去った。 後で、この話を同じ部屋の女性にしたら、おそらく、奥さんをはじめ周囲から口やかましく言われているのでしょう。それを、また言われて、なぜ、貴方にまで言われなければならないのだと立腹したのでしょうという分析だった。 なるほど、それで当たり。 私は地雷を踏んでしまったようなのである。
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