ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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愚妻の勤務校で、女の先生が、「さて、まま母やってくるか。」といって席をたったので、驚いたという。 子供の通知簿渡しのため、職場を抜ける時、「さて、お母さんやってくるか。」と言いながら去っていくのは、よくある光景。先生の顔から母親の顔へ。所謂、ペルソナである。 この場合、周りは、ちょっとギョッとする。正担任が欠席のため、副担任として、かわりに教室にいって仕事をしてくるという意味だそうである。
さて、「ままはは」のオトコバージョンをご存じか。
問 以下の中から正しいのを選べ。 1、ぱぱちち 2、ままちち 3、ぱぱはは 4、何か変。三つとも違うと思う。
答 2番、ままちち。「継父」と書く。
つまり、「継」を「まま」と読ませているのだ。「広辞苑」にも、接頭語として立っている。だが、漢和辞典では、「ケイ、ケ、つぐ、ついで」とあるだけで「まま」の読みはない。部分的に熟字訓になっているということなのだろう。 「ままはは」ばかり有名で、「ままちち」なんて、ほとんど聞かないのは、後で家にやってくるのが、圧倒的に女性ばかりだったから。男子中心の封建的家制度の名残り。
「ままちち」って言うことを、愚妻は小学校の時から知っていたという。日本人の常識みたいに言う。「へぇ〜」と面白がっている私を、国語の先生なのに知らないの? と小馬鹿にする。まあ、言われてみると、パパとチチ、同じ意味を重ねる意味はないのだから、ちょっと考えると分かりそうだけど、言葉自体、初耳だったのだからしようがない。 そこで、職場に着いて、開口一番、三十代の女性に「ここで問題です。」と藪から棒に質問して、しっかり、「ぱぱちち」と答えたことを確認して、ここに、文章化しました。クイズの妥当性に問題はありません。
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