ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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漢文で「阜」の字に「をか」とルビが振ってあった。日本人で、この字を使う言葉といえば、まず、「岐阜」くらいしか思い浮かばない。そういえば、「岐」も余り使わない。「分岐点」くらい。そこで、漢和辞典を繰る。 「阜」とは、岡。大きく膨れた土盛りのこと。 「岐」とは、枝状に分かれた道、山の枝道のこと。 とある。つまり、岐阜県は、山ばっかりの県だと言っているのである。当然、現地の人は知っている話だろう。 山とくれば川。 石川県の「石川」は、県で一番大きな川、手取川に因んでいる。礫川(れきせん)なので、この名がついた。では、なぜ、県名が川なのか。 それは、廃藩置県の時、能登国・加賀国、二国で一県にすることになり、手取川河口の町、美川町(現能美市)に、ほんの一時期、県庁所在地を移したためである。そもそも、町の名自体、この川の美名。ほら、高速道路で、福井方面からくると、左手に「美川県一の町」というくだらない駄洒落の縦長大看板が出ていて、それが、結構、テレビで紹介され、有名になったあの町。だから、県名も、この流れで、川に因んだものになった。 生徒に、人の県の漢字の意味知っていてもねえ。じゃあ、石川県の県名の由来、知っている人? と手を挙げさせたけれど、知っていたのは、3クラスで合計三人しかいなかった。現地から通っている子がいたので、聞いてみたが、彼ですら知らなかった。 郷土の誇り。地元の子は、小学校の「郷土の時間」に、力一杯、習っている気がしたけどなあ。
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