ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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2005年04月14日 :: 季節を知る |
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春まだきの時節に入院して、3月下旬に退院したので、退院したとき、季節が違っているだろうということは予測できた。途中、二度の試験外泊もあったので、退院の季節的な違和感は余りなかった。 ただ、空調管理が徹底された中にいるので、その日その日の寒暖の差がよくわからない。夜、見舞いに来る愚妻の「今日は極端に寒くて閉口した」などという報告に、全然、実感が伴わないので、そうした会話は弾まなかった。もちろん、窓際の席だったので、天気はわかる。しかし、それは絵のようなものであった。 ただ、夕暮れがせまるころ、窓の冷気が下に降りてきて、体が冷えはじめる。カーテンを閉め、布団をかぶり直す。その瞬間が私にとって外気温との唯一の接点で、まだ季節は寒いのだということに気づくのであった。
窓下の 冷気緩みて 退院す 俊建
さて、今日は温暖な日なので、頑張っていた桜も散り始めた。はじめは、枝付きが悪かった花自体がポトリと落ちている。夜半の風でも強かったのだろうか。ちょうど、木の下半円7〜8mにぽとぽとと。避けて歩くほどの元気はない。まっすぐに踏み敷いての通勤である。花びらがひらひら散りはじめるのは、それから後なのだろう。これも発見だった。もう耐えられなくなってという風情で花びらが散る。
桜花 踏みて気づけり 夜来風 俊建
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(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)
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