ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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今朝の、出勤前の慌ただしい時間の夫婦の会話。
夫「このお弁当、ドレッシングかけた?」 妻「かけてな〜い。」 夫「愛情は?」 妻「かけてな〜い。」 夫「……。」
やっぱり。でも、ちょっと自爆ぎみ。(なお、多少の脚色があります)。(←愚妻が読んだ時用の言い訳です。)
愚妻は、生野菜になにもかかってなくても、美味しくいただくという。だから全然弁当に調味料をかけようという意識がないのである。私は、揚げ物に関しては、何もかかっていなくても、それ自体にはっきりした風味があるので、どうということはないが、生野菜は、ドレッシングがないと、さすがに食べにくい。葉っぱを食っているという感じになる。 我が家の弁当の野菜ちぎり係は、彼女のほうなので、かかっているためしがないという結果になるのである。 私は、なんだか、かかっているかいないかが弁当における愛情表出のバロメーターになるような気がしてこだわっているのかもしれない。
さて、これだけで終わっては、単なる愚痴である。 雨上がりの家々の新緑を眺めて歩きながら、この「かける」という言葉について考えた。 この「かける」、微妙に意味が違うようだ。ドレッシングは、上からものを撒き注ぐ意味。これは間違いない。愛情のほうも、上からふりかけるように思うからこのジョークが成立するのだけれど、本当は「情けをかける」「手間暇かける」などと同様の使い方ではないのか。 そういえば、「かける」には沢山の意味がありそうだなと幾つか考えながら職場へ到着。早速、「広辞苑」(電子辞書版)を引いた。画面をみて驚いた。どれだけスクロールしても終わらない。大意味が9番まで。それぞれに小意味があって、合計46個書いてある。どの意味か探すに苦労する。 「愛情をかける」は、そのうちのどの意味か。引いてご覧なさい。大変だから。
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