ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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2005年05月03日 :: タケノコ大好き |
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タケノコを戴いた。大好物である。タケノコは時間との勝負。茹で上げるのがちょっとでも遅くなると堅くなってしまう。糠を常備していないので、米のとぎ汁で下煮をする。すぐにタケノコご飯を仕掛けるので、とぎ汁がどうせ出るのである。どんなに時間に余裕のない時でも、下処理だけは済ませなければならない。 柔らかな穂先は、今回は梅肉和え。一番下の堅いところは、昆布との煮物。その上あたりを炊き込みご飯に。中程をみそ汁の具にした。残りは冷蔵庫に。明日は天麩羅である。特にしようと思わなくても、その日の食事は「タケノコずくし」である。 今や保存の利く中国産の安い水煮が入ってきて、一年中食べることができるが、何と言っても、美味しいのは地物。ここ金沢城南地区は、別所という産地を持っており、地元の朝堀りに勝るものはない。スーパーでは、早くから四国産が並ぶが、買うべきではないと、地元産の出回るのをじっと待つ。以前、朝、別所まで車を飛ばして、タケノコを買いに行ったこともあるくらいである。 今回は、妻の実家で親しくしていている方が、富山県に竹林があり、朝掘って持ってきてくれたものを、妻が連絡を受けてすぐ実家に行って受け取り、昼過ぎには下茹でしたもの。まあ、地物に準じているといってよい。 それにしても、地元に、好物の産地があるというのは、なんと幸せなことだろうと、この季節、いつもそう思う。本当の贅沢というのは、こういうことをいうのだろう。 毎年、地物のタケノコを何回か買って、づくし料理を戴き、そろそろ飽きたころに、シーズンが終わる。今年も沢山食べたなあと満足する。毎年、この繰り返しである。 別所は、自宅から車で十五分ほどの山あいの村。普通の農家で、タケノコ料理を出している店が、七、八軒ある。昔はもっと多くの農家でやっていて、家族で、毎年、食べにいった。人様の家に上がり、のんびりと味わい、庭や付近を散策して帰る。春の日の午後の絶好の行楽であった。 今も、毎年、アマチュア無線仲間と食べに行く。もう全軒回って、今は2廻り目。 ただ、今年は、メンバーのある家族が県外へ転勤ということで、3月、私の入院中に送別会をしてしまっていて、会ったばかりである。 今回はどうするのだろう。タケノコ会するのなら、そろそろお誘いの電話があってもよさそうなのにと、今、すごく気になっている。
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