ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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2005年05月20日 :: 大学の同級生が倒れる |
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昨夜、仕事から帰宅すると一通の葉書が来ていた。大学の同級生の父親からである。いぶかしく読むと、同級生がくも膜下出血で4月中旬に倒れ、現在も集中治療室で意識不明になっているという。そういえば、二週間ほど前、メールを送ったが返事が来ていない。仕事が忙しいのだろうくらいに思って、気にもとめていなかった……。 共通の友人たちは知っているのだろうか。慌てて数人に連絡をとる。しかし、初耳の人ばかりであった。東京在住の一人が代表して父親に電話を入れることにする。 葉書と折り返しの連絡によると、この日は、ある作家についての研究発表をすることになっていて、その研究会会場で倒れたのだという。四月はじめ、彼女はその作家を卒論に書いたK君のところへ問い合わせの電話をし、彼は幾ばくかの助言をしたという。だから、彼は結果報告がそろそろあってもいい頃だと思っていたようだ。 年度当初は、一年で一番忙しい時である。その時期に、仕事と勉強を同時並行でこなしていた様子がどことなく見えてきた。 倒れた日曜日は、年度が始まって二週間、疲れがピークに達する頃である。だから、ゆっくり静養していたほうがよかっただろうに……。 勉強も大事だが、余力あってのこと。無理をしてはいけない。気がつかなくても、体のあちこちが徐々に老化している。渡っている橋の幅はどんどん狭くなっている。ちょっとでもラインからぶれると、川に落ちる。 面会謝絶。遠き金沢の空の下、どうすることもできない。 私は、彼女に「頑張れメール」を打った。元気になって家に戻り、パソコンに溜まったメールを読む時のために。
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(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)
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